大気海洋環境システム学専攻

大海専攻の目的と概要

 1960年代,人類は初めて地球を漆黒の宇宙に浮かぶ青く輝く一個の水の惑星として眺めました.以来,大気海洋圏は我々のかけがえのない生命環境であることが実感を持って受けとめられてきました.大気と海洋は地球の双子の流体として一つの有機的流体システムを作り,これが生命環境を維持しています.
 今日,産業廃棄物の拡散,資源の乱開発,自然環境の破壊が進行し,大気海洋圏は人類始まって以来の危機に直面しています.しかしながら,人類がこの圏内で文化的存在を続けるためには,危機に結びつくからといって直ちに生産活動を止めることはできません.ここにおいて,生産・開発と環境保全との調和をどのように図っていくのか,人類と地球との新しい対話が,そしてまた総合的見地に立った方策の確立が求められています.大気海洋環境システム学専攻は,この課題に関して力学的な観点からの効果的な教育研究を行うことを目的とします.
 九州大学大学院総合理工学府・大気海洋環境システム学専攻は3基幹研究室と協力講座の10研究室および連携講座の1研究室を合わせて,14研究室で大学院教育を行っています.各研究室はそれぞれの専門領域の研究に立脚しながら,互いに密接に協力して学際的立場から上記課題の解決に当たっています.これによって,学生諸君は基礎から応用にわたる広い分野の素養を身につける機会を持ち,調和のとれた21世紀の地球環境の創造に寄与することができます.(パンフレット; 連絡先) 

  

※2015年度、本専攻は創立25周年を迎え、大海専攻25周年記念誌(31MB)が刊行されました。

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