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ニュースと話題 2003



最近のニュース

AGU 2003 Fall Meeting(2003.12.8-12.12):(矢木記)今年もAGUはサンフランシスコで行われ、研究室からは羽田先生のみの参加でした。大振幅MHD乱流における磁場揺らぎと密度揺らぎの相関について話されたようです。ヨーロッパのクラスター衛星による観測結果の総括、NASAのボイジャー衛星がheliosphere(太陽風の勢力範囲)の終端衝撃波を観測したらしいことなど、タイムリーな話題が豊富でした。あと、松清さんもお元気で発表されていたようです(会場の様子)

Victor Muñoz氏来福(2003.11.26):(矢木記)日本学術振興会の外国人特別研究員として2年間滞在予定のビクトル・ムニョス(Victor Muñoz)氏御一家がチリより来福されました。Alfven波の崩壊不安定性について共同研究する予定です。日本に来て早々、長旅の影響もあり腰痛で入院されるなど大変でしたが、めっきり回復して最近の我々には無かった爽やかな笑顔を振りまいていただいています。最近は苦手な日本食の練習や日本語の勉強にも励まれているようです(歓迎会にて),自己紹介.。

Vekstein氏来福(2003.11.27):(矢木記)半年間滞在されているJAXAから1週間ほど福岡に出張されていて、羽田研へは今回で2回目の訪問です(1回目)。太陽フレアについてセミナーをして下さいました。この日様々なアクシデントが朝から重なり、相互に連絡が取れない、でも誰かが呼んでいるといった目の回るような状況でした。せっかく来られたVekstein氏を一時間もお待たせしたうえ、セミナー時間も十分になく非常に申し訳なかったです。個人的には普段と違った雰囲気のセミナーも良いものだと思いました。

応力研研究集会(2003.11.12-14,12.3-5):(矢木記)年数回行われている応用力学研究所の研究集会が11月と12月に行われました。「非線形波動および非線形力学系の数理とその応用」と「乱流研究の異分野融合と新たな創成」と題したもので、乱流の研究集会では古賀さんも発表されました。歩いて数分の距離!ということもあり、その他の学生も日ごろの多忙なスケジュールを振り切って積極的に参加しました。自分の研究には直接関係なさそうな発表内容でも、部分的に取り入れられそうな(そのまんまパクれそうな?)感じで、今後試してみたいことが増えました。ということを〇さんが言っていました。

SGEPSS fall 2003(2003.10.31-11.3):(矢木記)今年の地球電磁気・惑星圏学会秋の総会は、富山大学で行われ、大塚さん、古賀さん、有松さん、矢木が参加しました。一部の学生の間で噂になっていた雪が積もっている説は見事に外れ、厚着をしていった一同のなかには常に大汗をかいている者もいました。講義を大切にされる羽田先生は自らの発表前日午後の講義を休講にすることなく、長旅で睡眠時間もわずかながら翌日朝一の発表をまさに朝飯前にやってのけました。すごいです。各人の発表の方でも良い議論が出来、今後につながるきっかけを得ることが出来たと思います。さて、せっかく富山に来ているんだからととりあえず富山城観光(城内の菊)をした御一行でしたが、その途中でOさんの強い希望により抹茶を飲みに某館内に立ち寄りました。その時の思い出を忘れることなく、目標に向け研究に取り組んでいるとのことです。立山にて。

SGEPSS波動分科会2003(2003.9.10-11):(矢木記) SGEPSS波動分科会2003が羽田研主催で総理工キャンパスにて行われました。今年はこの週に様々な研究集会が重なったため、人数的には小規模の開催ではありましたが、波動を研究されてる方々が日本中から来福され、研究に関しても呑みに関しても楽しい時間を過ごさせていただきました。画像はこちら。


ダイエーホークス激励の野球観戦(2003.8.20):(矢木記)この時期羽田研恒例(?)のダイエー応援に、熱狂的ダイエーファンの羽田先生をはじめとする有志を募って福岡ドームへ野球観戦に行きました。メンバーにちょうど福岡に帰ってきてたS石さんも加わりました。ちょうど前日に負けてしまってマジックが消えてしまったことに加えその日も中盤までノーヒットと、二桁得点はするであろうと期待していたH先生の思惑は見事に外れ、今日はどうなることかと思っていましたが…、終盤で見事に逆転し勝ってくれました!今日は先発斉藤投手が球団新記録となる15連勝という偉業をやってのけ、そしてこれに影響された我々は明日への研究の活力を養ってみんな上機嫌で帰りました。 7回の風船とばし。 大喜び。

ICRC2003(2003.7.31-8.7):(大塚記)つくばで4年に一度の宇宙線国際会議が行われました。羽田先生が発表されて、私は参加のみでした。宇宙線学会は初めてだったのですが、太陽・太陽圏現象、宇宙線の起源・銀河現象、高エネルギー現象の3つのセッションに分かれていました。私たちは主に太陽圏のセッションに参加しましたが、他にも超新星の高エネルギー粒子の観測や宇宙線加速の話など興味のある話題があり刺激的でした。つくばといえば、卒業したeikoさんがいます。彼女にいろいろと食事に連れて行ってもらい、一緒にバンケットも参加しました。彼女のアクティブさには毎回感嘆させられます。写真はバンケットで行われた催し物です。餅つき。

Bertrand Lembege 氏 来福(2003.7.23-7.24):(大塚記)札幌の国際学会の帰りに、福岡に立ち寄られて、ゼミを行われました。氏の来福は今回で3回目です。無衝突衝撃波について、基本的なことから衝撃波面のリフォメーション・リップル構造等の話をされました。基本的な質問に対しても丁寧に説明していただき、とてもためになりました。恒例の音楽つきのムービーでは、音楽の盛り上がりとともに、バートラン氏の説明する口調も普段にも増して速くなり、こちらも興奮しました。写真は、フランス交通事情における衝突係数と宇宙プラズマの無衝突衝撃波との関連について議論中です。 焼き鳥屋さんにて。

SGEPSS夏の学校(2003.7.20-7.23):(矢木記)東京都八王子市でSGEPSS(地球電磁気・地球惑星圏学会)若手会の夏の学校が行われました。羽田研からは矢木だけの参加で寂しくも悲しくもありましたが、そんなことはお構いなしにポスター発表、非線形理論セッションの座長と危なげアリでなんとかクリア、とかなり充実した4日間を過ごさせて頂きました。期間中は曇りや雨ばっかというあいにくの天候ではありましたが、様々な大学および研究機関から来られた方々や遠方より駆けつけた大勢の参加者を含め、意欲あふれる発表が行われ各大学での活発な研究内容を見聞することが出来、参加者にとって今後の研究活動を躍進させていく上で本当に大きな刺激になったのではないかと思います。他大学で研究している方々と昼でも夜でも交流を深めることができ、さらにほとんど知らなかった研究領域に関する興味深く新鮮な発表を聞くことができ、非常に貴重な体験となりました。最終日はウニ食べてません。

IUGG2003(2003.6.30-7.11):(大塚記)札幌市で地球惑星関連の大きな国際学会が行われました。羽田先生、古賀君、大塚が参加しました。2週間近くにおよぶ長期日程だったので、前半もしくは後半のみ参加される方が多かったような気がします。今回は私が参加した太陽圏関係のセッションが口頭発表者が少なかったせいか、私は口頭発表にまわされました。初の口頭発表だったのに、準備をちゃんとしてなかったのが悔やまれます。最終日あたりの夕方から、Rの人々と雨の中小樽に行ってウニ三昧しました(関係ないけど福岡名物490円のウニ丼)

合同大会2003(2003.5.26-29):今年の地球惑星関連の合同大会は幕張メッセで行われました。今年は日程が例年より一日短く四日間で行われたためか、口頭の講演者の人数が限られており、会場も狭い部屋があり窮屈でした。太陽圏のセッションは座長さんの意向ということで、若手の人が口頭発表にまわり、大御所の先生方がポスターという異例なスタイルでした。個人的に大御所の先生方に直に話を聞ける機会がありよかったと思いました。M2の矢木君のポスター発表風景です。 矢木君説明中。

新メンバー(2003.4.30):今年度もすでに一ヶ月が経ちましたが、新しくM1に熊本大学出身の池田くんがやってきました。メンバーの写真等も更新しました。メンバー紹介のページへ。

修士論文発表会(2003.2.26-27):修士2年の河村君、白石君、関君が無事(!?)発表を終えました。 2年間(数ヶ月,数日!)の成果を満足の行くように伝えることが出来たでしょうか。直前は、例によって修羅場のようでしたが、、、。 プレゼンテーションの準備は大事ですね。 とにかく、これでこころおきなく卒業できることでしょう。発表タイトルはこちら。 これから社会人の三人。

東大・岡氏来福(2003.1.27-31):一週間ほど議論に来られました。羽田研はデータの見方になれていないので、 Geotail衛星の磁場データと粒子データの見方を教えていただいたり、ヘリウムのピックアップイオンの観測の話をしていだだきました。 観測の難しさと重要性を学び、自分の研究とも繋がっているんだと、当然のことながら感じました。 なにやら議論中。


マックスプランク研究所・松清氏一時帰国(2003.1.30): 昨年6月にドイツのマックスプランク研究所へ旅立たれた松清さんが、奥さんを迎えに帰って来られました。 準垂直衝撃波のフット領域での電子スケールの波動について話していただきました。 今年に入ってからは、手計算で研究されているそうです。 日本に一時帰国されたついでに、いろいろとわからないこと等をおしえていだたきました。 やっぱり、頼りになります。



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