オープンキャンパス(筑紫地区学内開放)

2001.5.26

今年も行われたオープンキャンパス(筑紫地区学内開放)の様子です。


例年おなじみ、「宇宙プラズマはこちら」のサインに導かれて会場にやってくると、、、


朝10時のスタート直後から、この賑わいでした。特に高校生が多く、たぶん学校から「見学+レポート」の課題がでている模様。ところで、会場がいちばん賑やかだったのは、結局この時間帯でした。


「宇宙から見たオーロラのアニメーション」のコーナー。中学生たちから矢継ぎ早に飛び出す、突拍子もない質問、難しい質問、とんでもない質問の数々に、解説のS君もしばしば絶句。それでも結構楽しそうです。


好評だった、「家庭にある材料で宇宙線を見よう」のコーナー。必要な器具と材料は、密封できる透明な容器、ドライアイス、そして少量のアルコールだけ。あとは気密性に注意してきちんと調整をおこなえば、宇宙線の飛び交う様子が意外によく観察できます。


今年も登場、「あなたに挑戦、宇宙プラズマクイズ」のコーナー。むずかしそうな質問が多かった割には、挑戦者が多かったようです。(問題例)「天上の調べ」という意味を持つ優雅な音色の楽器は、次のうちどれでしょう?A:ケレスタ、B:チェレスタ、C:ペレスタ。答えはB。


左:「フェルミ加速を体験しよう」のコーナー。遊んでいるのではありません。いや、遊んでいるのかな?

右:新妻に宇宙プラズマを説明する新婚M氏。共通の話題を見つけることが、夫婦円満の秘訣です。


今年もとても大勢の方にご来場いただきました。ありがとうございました。中学生・高校生のみなさん、しっかり勉強して九大に入って大学院に進学して宇宙プラズマの勉強をしようね(それから、宿題は自分でやろうね)。